鎌倉日和のお散歩ブログ

鎌倉日和【経済のゆくえ_株式市場_閑散に売り無し】

鎌倉日和【経済のゆくえ_株式市場_閑散に売り無し】

先週のNY市場では、半導体セクターが市場を牽引しました。特に、エヌビディア(NVDA)が最高値を更新。このような半導体セクターの動きなどを見ると、米国の利下げを見越している様子です。
確かに関税が重しではあるものの
、経済が減速するようなことがあれば、利下げへの確信が高まるため、実体経済はともかく市場がリスクオフに向かう要素は今のところみあたりません。
時期的にも夏相場は参加者が少なく一方通行に
なる事が多く、閑散に売りなしが続く雰囲気が漂っています。

日本株式についても、米国株市場を半導体株が牽引している流れを受け、アドバンテストや東京エレクトロンなどの半導体関連が上昇を牽引しています。反面、自動車大手など輸出関連株についてはさえない動きとなっているものの、4月のトランプ大統領による関税率発表から売られ続けているので、すでに大方織り込まれているような気がします。

関税がかかると特に米国向け輸出関連にブレーキがかかりますが、結果として日銀の利上げ時期を遠のかせる可能性があります。
通貨面では円安に振れやすくなり日本株にとっては下がりづらい環境であるとも言えます。
米国も関税によって経済データが悪化すれ
ば利下げ期待が高まり株価に追い風。逆に経済データが強かったり、関税が交渉により低くなったりすればリスクオンで株価は下がらないという環境でもあります。

このように、どの角度から眺めても、どうにも市場がリスクオフに向かう要素は見当たらないのですが、、、ただし、あるとすれば、トランプによる関税交渉の行方次第。あとは、日本の参院選の不確実性といったところでしょうか

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