北鎌倉エリアの古民家や土地を売却する場合、どのような層に需要がありますか?
移住希望の方、古民家やリノベ前提の方、店舗・アトリエ利用を考える方など、層は複数あります。建物の状態と接道・高低差で、刺さる相手が変わります。
北鎌倉の古民家・土地は、買う理由がはっきりした層が来ます
北鎌倉エリアの古民家や土地を売るとき、誰が買うのかが最初の疑問になりやすいです。結論から言うと、需要はあります。ただし、駅近の平坦な新築用地と同じ層が来るわけではありません。
現場でよく見るのは、次のような層です。
- 都心や横浜から静かな環境へ移りたい移住希望の方
- 古民家やリノベーション前提で、雰囲気のある建物を探している方
- カフェ・ギャラリー・アトリエなど、店舗や作業場の候補を探している方
- 円覚寺・建長寺周辺の落ち着いた暮らしを求めるシニアや二拠点の方
一方で、小さなお子さんがいるファミリーは、坂道や接道、学校・買い物の回りやすさを重視するため、同じ北鎌倉でも物件条件によって反応が分かれます。
最近で一番多い問い合わせが民泊をやりたい方でしょうか。ただし、近年鎌倉市の条例が厳しくなってきているため、新規参入する民泊業者が少なくなってきているのも事実であります。
「古民家」か「土地」かで、刺さる相手が変わります
売り方を決めるときは、今の建物を活かすのか、土地として出すのかを先に整理した方がよいです。
古民家・古い家を残して売る場合
雰囲気や庭、梁・建具などの魅力が残っていると、リノベ前提の方や古民家好きの層に届きやすいです。ただし、鎌倉は湿気が多く、雨漏りやシロアリ、傾きの有無は内覧前に正直に伝えた方が結果的に早く決まります。
風致地区や低層住居専用地域では、外観や高さの制約があるため、好きに建て替えられる前提の方より、今の空気感を残したい方、の方が合いやすいことがあります。
土地(更地・古家付き土地)として売る場合
建築条件のない土地として見られるため、移住や二拠点で家を建てたい層のほか、店舗・アトリエ候補を探す方も来ます。ただし北鎌倉では接道幅、私道負担、高低差、崖条例、埋蔵文化財の確認が価格と売れやすさに直結します。
駅から徒歩圏でも、坂の途中か平坦かで、来る層はかなり変わります。広告では距離だけでなく、高低差と車の入れやすさを先に書いた方が、無駄な内覧を減らせます。
北鎌倉で古家付きとして販売していた物件があり、次期購入者さんのために建物を残したまま販売していましたが、結局は購入された方が新築物件を建てたいというで、結局取り壊されることになりました。そのようなケースもあるので、一概には言えませんが、もし古家付きで販売する場合は、解体費をどちらで持つのかを事前に決めといた方が良いです。
店舗利用はできる場所と難しい場所が分かれます
店舗やアトリエ利用の問い合わせはありますが、用途地域や近隣との関係で実現しにくいケースもあります。住居専用地域では、店舗としての使い方が制限されることが多く、期待だけで売り出すと後から話が崩れます。
店舗候補として出すなら、用途地域・前面道路・駐車・近隣への影響を先に確認し、住宅利用の層にも同時に届く出し方をした方が安全です。
弊社での考え方
弊社では、北鎌倉の古民家・土地を、鎌倉だから売れる、と一括りにはしません。建物を残すのか更地にするのか、移住向きか店舗候補か、接道と高低差はどうか、を見たうえで、最初から届ける層を絞ります。
査定の段階でも、想定する買い手像と、その層に刺さる写真・文言の方向まで一緒に整理できます。相談だけでも構いません。
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