鎌倉日和【経済のゆくえ_１０月】

Good news is Bad news

先週発表された9月のＩＳＭサービス業業況指数ですが・・・

ISMサービス業はポジティブな内容でした。
米国経済の約７５%を占めるサービス業がしっかりしていることは、今後の米国経済を見る上で非常に心強いと言える結果です。さらにこのトレンドが鮮明になるのかどうかは、注視していく必要がありそうですね。

ただ、このポジティブな結果を株式市場は「Good news is Bad news」として、売りで反応しました。これはFEDが、引続きインフレ退治を最優先課題として、引締め姿勢を固持することを懸念した反応といえます。

アメリカ経済の減速が鮮明にならないと株価が上がらない・・・

なんとも、皮肉な相場ですね。