鎌倉日和のお散歩ブログ

鎌倉日和【経済のゆくえ】

鎌倉日和【経済のゆくえ】

日米ともに足元の株価は強い動きが続いています。

日本株の理屈抜きの上昇は行き過ぎ感も否めないため、市場参加者が夏季休暇から戻る市場の変化には注目すべきでしょうか。

短期的にはまだ強含む可能性がある株式市場ですが、中期的には売り場探しの動きが強まるかもしれません。

■物価と金利

先週、米国では7月のCPI(消費者物価指数)が公表されました。
この米国CPI(エネルギー・生鮮食料品除くコア)結果は前年比+2.9%でした。これに対して現在の米国の政策金利は4.50%となっております。
最近アメリカでは雇用に懸念が出てきているため、トランプ大統領が「利下げしろ!」と主張していますが、CPIと政策金利の関係を考えると正当な主張のような気がします。

ちなみに、他国のCPIと政策金利の関係は以下の通りです。

      CPI(前年比)    政策金利
アメリカ   +2.9%      4.5%
イギリス   +3.6%      4.0%
ユーロ圏   +2.0%      2.15%
 日本    +3.3%      0.5%

アメリカは経済に対し、かなり引き締め的な金利水準といえますが・・・一方で、日本では、3年以上も目標物価(2%)超えが続いているにも関わらず、CPIに対して政策金利がマイナスに据え置かれています。これでは、インフレは収まらないし、日本株がバブル的な上昇をするのも当然と言えるのではないでしょうか?

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