鎌倉日和のお散歩ブログ

鎌倉日和【経済のゆくえ_1115】

鎌倉日和【経済のゆくえ_1115】

■インフレ

食料品など生活必需品の値上げがニュースで取り上げられています。
そういうニュースを見て、よく思うのですが、インフレが悪い出来事のように報じられていますが、問題なのはインフレに対して賃金上昇していないことなのではないでしょうか。

先週11日に日銀が発表した企業物価指数10月(速報値)で、企業物価指数が前年比+8.0%の上昇、さらに輸入物価に至っては、前年比+38.0%と大幅に上昇しているそうです。
背景には、これまでこのブログでもお話していますが、資源・エネルギー高と円安があります。
そそて、この企業物価指数は、1981年1月の第2次オイルショックで原油が高騰した時代と同水準の高さです。

もしも、今後インフレや円安が進むのであれば、それを怖がってばかりいるのではなく、インフレの時に合わせた資産運用を真剣に考えるべきかと思います。有価証券や不動産そして、海外資産など・・・ただ怖がるばかりではなく、もっと視野を広げていく必要がありますね。

■海外(アメリカ)の状況

目を海外に向けると・・・記録的な水準を更新している米国のインフレは年末商戦が近づく中、さらにインフレが進むような気がします。

バイデンは10日、「インフレは米国民の財布を直撃するものであり、このインフレ傾向を変えることは私にとって最優先事項だ」と発言していることからも、これまでにない焦りが感じられます。
1980年の大統領選で当時現職のカーター大統領がレーガン大統領に大負けしたという歴史的な出来事がバイデンの頭をよぎっているのではないでしょうか。
大統領選ではトランプの影も気になるのでしょうが、それ以上に「
インフレはバイデンと民主党のせい」という風評による民主党離れも懸念事項でしょう。

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