鎌倉日和のお散歩ブログ

鎌倉日和【不動産 売却の流れ①】

鎌倉日和【不動産 売却の流れ①】

不動産を売りたいという理由は人それぞれ。ただ、いずれにしても人生の中で不動産売買を経験するのはそれほど多くないだけに、何から始めたらいいのか、どうしたらいいか戸惑うことも多いと思います。そこで、このブログでは『不動産 売却』にあたって、まずは『流れ』を解説させて頂きます。

Ⅰ売却計画を立てる

①売却計画を立てる

皆さんが何らかの理由で所有している不動産を売却する場合は、不動産会社に相談する前にいったん、ご自身の現状を整理して売却の計画を立てることをお勧めします。具体的には・・『なぜ売却するのか』『売却のスケジュール』などを整理することをお勧めします。

②売却の費用を知っておく

多くの方は自分の物件を『〇〇〇万円で売りたい』ということに意識が集中しがちですが、実は不動産を売却していくら手元に残るのか?ということも重要ですよね。
それにはまず、不動産を売却するにあたってどのくらいの費用がかかるのかを知っておくことが必要です。一般的には売却に関する経費は物件価格の4~6%と言われていますが、せっかく家を売却したのに、手元には『自分が考えるほど残らなかった・・』というケースもあります。このようなことが無いようにしっかりと把握しましょう。

ちなみに、売却に係る経費は下記の通りとなります。ここに出ている数字はあくまでも目安ですので、実際の売却にあたってはご確認ください。

■税金
①譲渡益課税(所得税・住民税)※3,000万円の特別控除があります。
②印紙税(契約書に添付。物件価格により異なります)

■諸費用(経費)
①仲介手数料→物件価格×3%+6万円
②測量費用→物件によって異なりますがだいたい30~80万円ほどです
③立ち退き費用
④建物取り壊し費用
③④につきましては、必ずしもこの経費が必要ということはなく、むしろ、この費用が発生するケースはあまりないかと思います。

■諸費用(登記関係)
抵当権などの抹消登記費用
司法書士への報酬

③売却物件を知る

自分としては『●●●万円で売りたい!』と思っていても、実際には、前面道路の状況、土地の形状、面積、方位、間取りなど、物件ごとの要素によって、価格は異なってきます。また、当社の事例では、オーナーさんが建物をとても丁寧に維持管理されていたために、周辺相場より高く売れたという事例もありましたし、逆に、建物や植栽の管理を怠っていたために、購入時よりも大幅に値下げして売却せざるを得なかったという事例もあります。
売却物件の価格の構成要素は下記の通りとなります。
①東西南北の立地
②敷地の形状
③面積
④建蔽率・容積率
⑤周辺の環境や道路条件
⑥利便性

『売却の流れ』は上記以外にもまだ、下記の⑤~⑨がありますが、これらについては、また、次回解説させていただきます。

⑤売却価格の決定
⑥販売活動
⑦売買契約の締結
⑧決済・引渡

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