鎌倉日和のお散歩ブログ
鎌倉日和【不動産 売却②】
不動産を売りたいという理由は人それぞれ。ただ、いずれにしても人生の中で不動産売買を経験するのはそれほど多くないだけに、何から始めたらいいのか、どうしたらいいか戸惑うことも多いと思います。そこで、このブログでは『不動産 売却』にあたって、まずは『流れ』を解説させて頂きます。
前回のブログ【不動産 売却①】にて、
①相場を調べる
②媒介契約
③物件の調査
④マーケティング
についてお話をさせて頂きましたので、今回はその次のステップ以降のお話になります。
売却の流れⅡ
①購入希望者様からの問い合わせ対応
購入を検討している方からのお問い合わせが入ります。
中には価格交渉などの条件面の交渉も多いかと思います。
交渉においては、譲れる点と譲れない点を明確化しておく方がいいでしょう。
また、とかく、価格面だけにフォーカスしがちですが、価格面以外のメリットデメリットについてもしっかりとした情報提供をします。
②物件情報を開示
①の購入希望者の方の中から特に熱心な希望者の方とはご契約を前提としたお話になってきます。
そういった、購入希望者の方にはできる限り正確な情報提供する。
特に物件の不具合などは、しっかりと説明をしましょう。
もちろん、間に不動産会社が入るわけですが、後のトラブルを避けるためにも、誠実な対応をするよう心がけましょう。
不動産会社が仲介する場合は、「重要事項説明」という制度に基づく詳細な物件説明を行います。その際に、『設備表』を作成して購入希望者の方に現状を知っていただくことになります。資料は不動産会社が作成いたしますので、物件調査に協力しましょう。
③売買契約の締結
売買条件を合意したら、買主様と売買契約を結びます。このとき、一般的には物件価格の10~20%程度の手付金(契約金)を受け取ることになりますが、この金額については、状況により変化しますので、間に入っている不動産会社、買主様との間で協議していくことになります。売買契約を結ぶに当たっては、しっかりと契約内容を確認しましょう。
購入される方の多くは住宅ローンを組みます。
一般的に住宅ローンを組む方は、売買物件を買付け(申込)する時点で金融機関の審査で仮承認を受けておりますが、売買契約締結後の本審査で融資の可否が決定します。
④決済・引渡し
住宅ローンの審査が無事に終わりましたら、残代金のお支払いをして頂き(これを決済といいます)、登記簿の所有権移転登記を行い、鍵を購入者の方にお渡しします。
⑤売却後
不動産の売買契約は①~④で完了となりますが、その後、税金などのお支払いなどがあります。