鎌倉日和のお散歩ブログ
鎌倉日和の賃貸物件探し 【初期費用③保証料】
よく、賃貸物件情報を見ると 初期費用の中に『保証料』という言葉が出てきますが、いったい『保証料』とはどのようなものなのでしょうか?
保証会社の加入が必須条件になっている物件については、入居者の方が決められた額の保証料を初期費用として支払うことになります。
敷金、礼金、更新料、仲介手数料だけでなく、保証料についてもしっかりと確認しておきましょう。
ここでは、簡単にではありますが『保証料』について解説していきたいと思います。
保証料について
■保証料と料金体系
家賃保証会社を利用する場合に支払うお金です。
保証料は、保証会社によって異なり、家賃の半月分とか、1か月分、家賃の30〜70%程度などさまざまです。
また加入時の初回保証料だけでなく、更新時、または、月額の保証料の負担があるケースもあります。
■保証会社は必須?
保証会社を必須化している物件とそうでない物件があります。
一概には言えませんが、鎌倉では比較的新しい建物などはほとんど保証会社の加入を必須化しているケースが多いようです。
■家賃保証の仕組み
保証会社は入居者の方が滞納した場合に、肩代わりして大家さんにお支払いしますが、その支払いの原資となるのが、保証料ということになります。
保証会社としては、入居者が滞納した場合に肩代わりをしなければならないので、しっかりと払えるかどうかを審査します。
注意すべき点は、滞納したままの家賃があったり、何度も滞納を繰り返していたりすれば更新に応じてもらうことは難しくなるということです。
■入居時の審査
入居希望者は申込書を提出しますが、その申込書と一緒に保証会社の審査用紙や収入証明などを提出するのが一般的です。
提出された収入証明やご家族構成、勤務先の状況などから審査をしますが、保証会社から直接本人や勤務先に在籍確認の電話をすることもあります。
この審査に通った方が保証会社に加入することになりますが、もしも、この審査に通らなかった場合には、希望する物件に住めないということもありますので、審査申し込みにあたっては慎重に行うことが望ましいです。保証会社によって審査のやり方も異なりますので、お気軽にお問い合わせください。
とにかく、家を借りたいと思う方は、申し込めばすぐに入居できるとお考えの方も多いと思いますが、現在では多くの物件が保証会社の加入を必須化していまして、実際にこの入居審査に通らなかくて、希望する物件に住めなかったという事例もあります。
審査会社とのちょっとした行き違いで通らないこともありますので、ご自身の判断だけでなく、私どものアドバイスをしっかり聞いていただけましたら都思います。
■メリット・デメリット
オーナーさんにとっては、家賃保証会社を利用することにより、家賃の滞納リスクを軽減できる点が最大のメリットであり、通常の連帯保証人よりも確実性が高くなるというメリットがあります。
入居者の方にとってのメリットは、連帯保証人を立てる代わりに保証会社に加入することになるので、連帯保証人になってもらえるご親族などがいらっしゃらない方にとっては大きなメリットとなります。
逆に連帯保証人のあてがある方にとっては、わざわざ保証料を支払わなくてはならないので、その分の保証料がデメリットとなります。