売買おすすめメモ
■自然の多い場所でハイセンスな暮らし
鎌倉駅から徒歩23分と聞くと、少し遠いという印象を持ってしまいがちですが、駅からこの物件に至る道の途中には歴史的な建物があったり、鎌倉らしい風情の残る小路を通ったり、四季を感じながら駅まで歩く楽しさを感じることができると思います。
鎌倉駅からは少し距離はあり、決して「生活至便」といった環境ではありませんが、それだけに周辺は緑に囲まれ、自然環境はいいかと思います。
この家のすぐ近くには重要景観建築物に指定されている石川邸(旧里見弴邸)もあります。
この場所は明治から昭和にかけて活躍した鎌倉文士が自身の居住地として選んだくらい素敵な場所と言えます。下の写真は、今改築中の石川邸の様子です。帝国ホテルの設計者であるフロイド・ライトの影響を強く受けた建築様式になっています。
このような素敵な環境に建つ物件ですので、鎌倉の静かな生活を楽しみたいという方にいかがでしょうか?また、場所柄、鶴岡八幡をはじめとして様々な文化的施設にも近く、お散歩も気持ちいいと思います。日常生活はお車を利用するのもいいのですが、休日などは健康づくりのためにもウォーキングやジョギングなどはいいと思います。途中にお寺や神社・自然を感じることができますので、心身ともにリフレッシュできます。
また、すぐ近くには、一向上人によって開山されたという「来迎寺」(下の写真)というお寺もあります。
■建物について
外観はシックな黒でまとめられていますが、外壁の一部は「木」になっています。
屋根はガルバリウム鋼板です。軽いため地震に強く、耐用年数も30~40年と長期にわたっていますので、購入後に屋根の補修工事などの費用が長期的に安くなる可能性が高いですね。
1階はご家族の皆さんの個室で、2階は一家だんらんのLDKとなっています。さらに2階の上にはロフトが付いていますので、普段使わない荷物を置いたりすることによって、居住スペースを広くすることができますね。下の写真はロフトの様子です。
このお宅の特徴はリビングとキッチンからバルコニーに出入りできるのがいいのです。天気のいい日は家族みんなでバルコニーに出てお食を楽しむのもいいかと思います。キッチンスペースからすぐにバルコニーに出られるようになっているので、作った料理をすぐにバルコニーに運ぶことが出来たり、食べ終わった後の後片付けも楽です。
リビングの隅に作り付けの机があります。よく「リビングで勉強すると捗る」と言われていますが、まさに、家族団らんの横でお子様が勉強できるスペースがあるのはいいですね。
駐車場が付いています。家を出て約200mほどの距離は道幅が狭いエリアになります。この200mを過ぎれば比較的道幅が広い道路に出られますが、お車の利用をされる方は、一度車で実際に来ていただくのがよろしいかと存じます。
■周辺環境
この建物の周辺は古都鎌倉の史跡などがたくさんありますので、そういう歴史にご興味のある方は飽きることがないくらい知的好奇心を満足させることができると思います。また、西御門から建長寺の大覚池を通って、天園ハイキングコースに入れますので、このハイキングコースを歩いて北鎌倉方面や逗子方面にもトレイルランニングやハイキングも楽しめます。
この建物がある周辺環境はとにかく静か。小鳥のさえずりが気持ちいい自然に囲まれた環境の戸建です。敷地面積の広い邸宅が多いのですが、住宅地の道幅が狭いので、江戸時代の武家屋敷跡を歩いているような錯覚にとらわれます。
生活環境となると、正直に言って不便だと思いますが、ただ、買い物はネット通販や生協の宅配もありますし、工夫次第でできることはたくさんあります。ただ、この自然環境はここだけしか得られない貴重なものだと思います。
あえて生活には多少の不便さがある場所で、静かに考え事をしたり、何かの趣味に没頭する場としては最適な環境かと思います。
■土砂災害警戒区域について
この物件が建っている場所は土砂災害警戒区域に指定されています。(下の図の赤い十字の近く)
土砂災害の区域にはイエローゾーンとレッドゾーンがあり、こちらの物件の場所はイエローゾーンのエリアです。このような地形だからこそ得られる自然環境であり、こういう森や林が近くにあるから鳥のさえずりが心地よいと感じられるのだと思います。