売買おすすめメモ
■建築素材にこだわりぬいた日本家屋です
動画があります
■周辺環境
北鎌倉駅から上り坂になりますが、近道ルートを通って徒歩20分ほどの場所にあります。広大な敷地面積の『鎌倉中央公園』に隣接していますので、小鳥の声が朝から聞こえてくるような自然豊かな環境です。このような環境ですので、すぐ近くにスーパーなどはありません。逆に『便利さ』から離れた環境にあるこの場所で非日常を感じたいという方にお勧めです。
ちなみに、このお宅のお隣さんが芥川賞作家のお宅になります。この住宅街には、このような自然環境を求めて文化・芸術関係のお仕事をする方も多くいらっしゃいます。
この物件の40mほどのところに、鎌倉中央公園に通じる小径があります。この鎌倉中央公園には田んぼや沢もあるのですが、毎年梅雨の季節になるとホタルが飛び交うほどきれいな自然が残されています。
■建物について
築年は1974年と古いのですが、素材にこだわりぬいて建てた邸宅で、しかもしっかりと手入れをしてきたため、建物はとてもしっかりしています。柱から庭の土管に至るまでオーナーさんが日本各地を回って集めてきた素材を使っていて、特に、木材は無垢材にこだわっています。
『お茶』が趣味のオーナーさんが茶室にもこだわり、『水屋』もあります。
下の写真がお茶室
下の写真は水屋です
この建物はお客様を招いておもてなしをする部分と住まいの部分の2つに分かれています。建物に向かって左側がお客様をおもてなしする茶室の空間。右側が生活空間になっていて、玄関も表玄関と、裏玄関があります。お客様がたくさんいらっしゃる方にはお勧めです。この場所は多少不便な立地ですが、駐車場は(車種にもよりますが)4台分停めることが出来ますので、お客様がたくさんいらっしゃるという方にはいいのではないかと思います。
とにかく、実際に家の中を見ていただきたい物件です。
2階からの眺望もまた素晴らしいのです。
2階からは桔梗山などの山々の緑に癒されますし、夏になると鎌倉の花火大会の花火が遠くに見えます。
下の写真は東側にある約8畳の部屋ですが、元々は和室でした。床は「葉枯らし」という技法で乾燥させた木材を使用していて、一般的な木材と比べて色や艶がいいと言われています。ちなみに、この「葉枯らし」の木材は1階の6帖の洋室にも使用されいます。
よく、木造建物は30年も経つと価値がなくなるといわれておりますが、この物件に限ってはそれは当てはまらないのではないかと思います。このこだわりぬいた建物はしっかりと管理さえすれば、十分日本家屋としての価値が高まってくるのではないでしょうか。
■リフォーム
2022年に壁を塗り替えています。壁の内装仕上げ材は「化石サンゴ」が原料で、調湿効果に優れています。鎌倉はとかく湿度が高いといわれていますので、調湿効果のある壁材ですので、カビやダニの繁殖が抑えられます。
■お買い物
すぐ近くにコンビニなどの商店はありません。スーパーマーケットのグルメシティまでは車で4分。そうてつローゼンまでは車で6分ほど。これらの商業施設までは坂道がありますので、一般的にはお買い物は、車が必要になると思います。実際にこの辺りにお住まいの方はスーパーマーケットでのお買い物以外に、生協やヨーカドーの宅配をうまく活用している人が多いです。
また、月曜日と金曜日の毎週決まった時間に移動販売のお店もやってきます。
■生活環境
東京や横浜に通勤・通学のことを考えると、確かに不便なことも多いかと思いますが、緑に囲まれた周辺環境や静かさなどを天秤にかけて考えて、落ち着いた住環境という点でこの地を選択する方もいらっしゃいます。
このような場所だけに、住民の中には芸術や音楽など多趣味の方も多くいらっしゃいまして、町内会の秋の文化祭はかなり盛況です。下の写真は文化祭:『秋まつり』の様子です。
この場所は、約50年前に野村不動産が分譲したエリアで、1軒あたりの敷地面積がひろいので、全体的にゆったりとした落ち着いた住宅街の雰囲気を醸し出しています。ここ梶原地区は自主まちづくり計画:梶原山まちづくり計画をしっかりと運営されているので、町全体の雰囲気も良好に保たれています。
また、この住宅街は宅地造成の時に盛り土をせず、もともとあった地形を生かして造成されているので、地盤が固いという特徴があります。