鎌倉日和のお散歩ブログ

不動産の動向

不動産の動向

アメリカの『6月コアロジック住宅価格』は、2013年以来の大幅な上昇となりました。歴史的な低水準にある住宅ローン金利と在庫不足によって、米国の不動産市場は堅調に推移しています。

これには、新型コロナの影響が背景にあります。オフィスに行く必要がなくなったために、都市中心にある高い物件にわざわざ住む必要がなくなり、リモートワークをするなら、郊外、あるいは地方の物件で十分、ということで住み替えが起こっているということです。

調査によれば、米国の住宅購入者は、自宅で仕事をするためのスペースを必要としており、それが最大の関心事だそうです。娯楽スペースなどは二の次で、まずは仕事スペースが確保できる、郊外の安くて広い物件に住み替える、そういった流れが起こっているようです。

一方で、このような流れは日本でもすでに始まっています。当社の大手金融機関勤務のお客様は、同居している社会人の子供達も現在テレワークのため、家の中での仕事場所の確保に大変苦労しているとのこと。そうした理由から、都内を離れて湘南で家を探す方からのお問い合わせが多くなってきました。

湘南にかぎらず、都会を離れて栃木や群馬に居を移す方も多くなっているというニュースも聞きます。

東京を中心とした社会経済活動は一朝一夕には変わらないとは思いますが、ただ、あと10年後に今のこの状況がどう変化しているか?
意外と10年先の世界から今を振り返ってみたら、『あの時が変化の大きなポイントだった』という事になっているかもしれませんね。

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