鎌倉日和のお散歩ブログ
2016/07/31
鎌倉日和のブログ 【骨董屋さんからのメッセージ】
鎌倉駅の大船寄りの踏切近くに、古本&骨董品屋さんがあります。
鎌倉の東口と西口を行き来するために、もう何度も通っているこの道に、この古本&骨董屋さんがあるのですが、何気なくこの開店前のお店に目をやると・・・
ガムテープで雑に(?)店の壁に貼られたメッセージには『死にたくなったらふる本やにおいで。生きてなよ、あんた』と書かれていました。なんだか、妙に心に突き刺さってきて、思わず足を止めて、このメッセージに見入ってしまいました。私の場合、死を意識しないまでも、悩んでる時に、ふっと救いを求めて本屋さんや図書館に行くことはあります。そういうメッセージなのでしょうか?
メッセージの内容や猫のキャラクター、字体など、とても気になったので、事務所に戻って調べてみたら、作者は『大野隆司』さんという版画家のようです。
大野隆司さんの言わんとしているところは、なんとなくわかるような気がするのですが、この版画をお店の壁に、しかも、目線の割と低い位置に貼ったという意味を、是非ともこの店のご主人に聞いたみたいと思いました。