鎌倉日和のお散歩ブログ
2021/05/17
鎌倉日和【米経済のゆくえ】
アメリカで起こっていることは、少し遅れて日本でも起こると言われています。
すでに、アメリカではワクチン接種が進んでいて、それに伴って経済指標も好転してきております。
ということは、日本でもワクチン接種が進んでくれば、人の動きが活性化されて景気が戻ってくるのではないかと思っています。
というわけで、最近のアメリカの各種経済指標を見て感じることを独り言のように呟いてみます。
消費者物価指数が上昇しています。この上昇によって、金利の上昇につながるとして、先週、長期金利が急騰しました。特に10年債利回りが1.7%に乗せたということで、投資家の不安心理が高まり、アメリカの主要指数が急落しました。
ただし、FRBは4月の上昇は一過性のものというコメントを出しているようで、少し安心しましたが、、、今、"金利上昇"は投資家にとっては怖いですね。
失業保険の申請件数が減少傾向にあり、求人件数も増えている中で、給付金の受給者は高止まりの傾向を見せています。このように再雇用が進まない理由の理由に、『手厚い失業給付』があります。手厚い給付金をもらえるから働かないという人がいるということで、一部の州ではこの失業給付を縮小していく動きもあるようです。
コロナ以後、アメリカにおける消費活動は給付金に牽引されてきた部分が大きかったのですが、これが無くなっても消費が活性化すれば、経済は本物という事になりますね。
景気の回復を実現するにはやはり、労働市場の回復が求められることになります。
日本でも早くワクチンが全国津々浦々に行き渡ってほしいなと思います。