鎌倉日和のブログ【水害ハザードマップ③内水】

鎌倉は海に面していますので、津波の心配をされる方が多くいらっしゃいます。一方で、市内を流れる川もいくつかあり、家探しをする上で、津波だけでなく、洪水・内水などの危険性も考慮に入れておくべきかと思います。

特に近年においては、、、これは鎌倉にかぎったことではありませんが・・・激甚災害が多発していますので、家を探す場合は、防災対策について十分に調べて、少なくともお住まいになる前には避難場所などをしっかりと調べておいた方がいいと思います。

そのような背景から、２０２０年８月から不動産の重要事項説明に水害ハザードマップが加えられることになり、ご契約の際には重要事項説明の中に『水害ハザードマップ』に関する説明をするようになりました。

とはいえ、『水害ハザードマップ』って何？と思われる方も多いと思いますので、このブログで解説してみたいと思います。

■水害とは

そもそも水害というものについて、鎌倉市のＨＰでは水害について３つのカテゴリーに分類されています。

①津波
②洪水
③内水

今回のブログでは、この③内水について説明します。

【１】内水（氾濫）とは？

短時間に大量の雨が降った際に、下水道・水路等で雨水を排水できない場合や、下流にある河川の水位が上昇することで、下水道・水路等から河川に雨水を排水できない場合に発生するものです

　　　　　（鎌倉市雨水ハザードマップより抜粋）

【２】内水の起こりやすいエリアは？

まず初めに皆さんは気になるのは、自分が家探しをしているエリアが、内水の起こりやすいエリアかどうかが気になるのではないでしょうか。鎌倉市では、『内水ハザードマップ』を公開して注意喚起を行っています。このハザードマップでは、１時間に最大雨量が７８．５ｍｍを超えたときに想定される浸水域を表示しています

①鎌倉市内水ハザードマップ（全体図）

②鎌倉市内水ハザードマップ（主要なエリア拡大図）

上の①②それぞれをクリックしていただけますと、鎌倉市のＨＰのハザードマップにリンクします。

避難場所につきましては、このハザードマップに記載してあります。