鎌倉日和のお散歩ブログ
鎌倉日和の賃貸物件探し 【初期費用①基本編】
■初期費用をあまり計算せずに契約してしまってお財布が空っぽになった!
■後先を考えずに、いい部屋に住んで、家賃の支払いがきつい!
実際に、新しい生活を夢見て、自分の好きなところに住んだのはいいけれど、上のような失敗エピソードはよくあります。
せっかく夢のある新生活のために引っ越しをするのですから、お部屋を探す前にしっかりと資金計画をしましょう。
そこで、今回は家(お部屋)を借りるにあたって、初期に支払う費用には何があるのかということについて見ていきます。
当社では、お客様のご希望に応じて、なるべく早い段階で、概算ではありますが初期費用がいくらになるのか、をお知らせするようにしています。
主な初期費用
■家賃
まずは、初期費用に含まれるものとして家賃があります。
契約した月のお家賃(日割り計算)と翌月のお家賃を払うのが一般的です。
また、ご入居日が月初(1日)ではない場合は、その入居日から月末までの日割分が初期費用に上乗せされます。
例えば・・・
12月20日から入居される場合
12月20日から31日までの22日分の日割りしたお家賃と1月分のお家賃の合計をお支払いいただくことになります。
■管理費(共益費)
一般的にアパートやマンションなどで、共用部分の清掃やエレベーターなどの保守点検などメンテナンスにかかわる費用です。
管理費は物件そのものを維持するための費用をいい、
共益費は共用部分を維持するための費用と言われています。
この費用も初期費用に含まれます。
管理費・共益費の合計が家賃の5%~10%の範囲内であれば、一般的な金額といえます。
エレベーター付きの物件は7~10%が多いようです。
■敷金
敷金とは、退去するときに、壁の傷などを原状回復するための費用として入居前にあらかじめ支払う準備金のようなお金です。
お家賃の1か月分が目安ではありますが、原状回復に費用がかかりそうな物件については2か月分というケースもあります。
また、ペットを飼う場合は、やはり家の中に傷がつく可能性が高いという判断から、通常の敷金に1か月分プラスとするのが一般的です。
■礼金
もともと、賃貸のお部屋が少なかった時代に、部屋を所有する大家さんに対して、『貸していただいてありがとう』というお礼の意味として支払っていたものです。
賃貸物件が減った今では、礼金なしの物件が増えてきているようです。
■保証料
この保証料とは、保証会社に加入するために必要となる費用のことです。
保証会社は、万が一、入居者様が家賃を滞納した場合に、家賃を立て替えて大家さんに支払うのです。
今は鎌倉でも保証会社を利用する賃貸物件が多くなっているように思います。
とはいえ、連帯保証人を立てれば保証会社の利用をしないでいいという物件もあります。
保証会社加入が条件の物件は保証料がかかってしまうというデメリットもありますが、賃貸物件を探している方の中には、親戚に連帯保証人をお願いするのは嫌だから保証会社付きじゃなければだめという方もいらっしゃいます。
保証料は保証会社によって支払い方は千差万別です。以下はその主なケースです。
①入居時に一括して払い込むケース
②入居時に家賃総額の50~100%を払い、毎月の家賃に上乗せして家賃総額の1~2%を収納するケース
③入居時は費用はかからず、毎月の家賃に上乗せして家賃総額の1~2%を収納するケース
■鍵交換代
新しいお部屋に入る場合、前の入居者が使っていたものと同じ鍵はイヤという方が多いように思います。そこであらかじめ鍵を交換して新品の鍵をお渡しするケースが多いようです。
鍵の値段は、ものにもよりますが、だいたい20,000円前後です。1つのドアに2か所のカギ穴がある場合(ダブルロックドア)がその倍のお値段になることがあります。
■火災保険料
お部屋を賃貸する際に加入しなければならないものとして火災保険があります。
もし万が一、火災を起こしてしまった場合に大家さんに損害賠償しなければならないので、火災保険加入はどの物件でも必須条件となります。
また、この火災保険には、入居者様の家財が燃えてしまった場合や、水に濡れてしまった場合の特約が付いているケースが多いです。
■その他
その他の費用として、物件によっては、以下の費用がかかる物件もあります。
・防虫費用
・緊急時駆け付けサービス
・消臭剤
最近新築された新しいアパートにはこのような費用があることが多いです。
それぞれ、15,000円程度のものですが、事前にチェックする必要はありますね。