売買おすすめメモ
北鎌倉駅(円覚寺側)から徒歩7分 あじさいで有名な明月院近くの土地です。
毎年あじさいの季節になると賑わう北鎌倉ですが、あじさいの季節であったもそんな喧騒からほど遠い静寂の中にある周辺環境です。
■動画があります
北鎌倉から横須賀線の線路沿いに4分ほど歩いて人が一人歩けるくらいの裏路地を左に曲がっていくと、もうそこは北鎌倉らしい路地裏の世界。
そんな裏路地を歩いた先にある土地です。
■土地について
上の図が今回紹介する土地になりますが、重要なポイントを解説いたします。
まず、上図の左側(北側)の深緑の線は防護壁を表していますが、これはその防護壁のさらに左側(北側)の崖が土砂災害特別警戒区域であるために作られた防護壁です。
■土砂災害特別警戒区域について
上の図の赤い十字が当物件です。
北側にある緑色の土地が国有地なのですが、その国有地の崖があるため、この土地の一部が土砂災害特別警戒区域、土砂災害警戒区域に指定されています。
この土地のように土砂災害特別警戒区域に指定されますと、建築時に安全性を担保するために「建築物を鉄筋コンクリートにする」または土砂を止めるために「防護壁を設置する」などの措置が必要となります。
当物件はすでに土砂災害特別区域にある土地という事で売主さんが防護壁を作りました。
■防護壁について
もしも、この防護壁が無い場合には、これと同じような防護壁を作るか、建物の構造を鉄筋コンクリート造にするなどの工事が必要になります。もしも、鉄筋コンクリートで建築するとコストが嵩むのですが、すでに防護壁があるため、当然、防護壁を新設する必要はありません。また、防護壁があることで、建築コストの高いコンクリートを使わず、木造建築で建築可能なのです。
■接道について
上の図面の土地の下に道路があるのですが、この道路の幅は4m以上あります。また、『法42条1項5号 私道』という記載もありますが、これは位置指定道路のことで、この物件に接している道路のうち約半分は位置指定道路となっております。
そのため、もちろん通行もできますし、建築についても問題なくできます。
■周辺環境
この物件の周辺は本当に静かです。
とにかく、自然に囲まれて、心豊かに暮らしたいという方には、ピッタリです。
アクティブ派の方には、休日はハイキングコースを歩くことをお勧めします。この土地から徒歩6分に天園ハイキングコースの入口があって、建長寺を通って、逗子方面にも行くことができます。
北鎌倉には明月院だけでなく、他にも建長寺や円覚寺、浄智寺や東慶寺など、様々なお寺があって、お寺まわりに興味がある方には絶好のロケーションです。
■生活環境
自然に囲まれた素晴らしい生活環境なのですが、お買い物は正直言って、不便です。
通勤などの行きかえりに大船に寄って買い物をして帰るなどの工夫が必要かと思います。
好きなものはなんでも近くの店で揃うという環境ではありませんので、その不便さをあえて楽しむ心のゆとりがあれば、周辺の山の緑や自然に囲まれて生き生きとした暮らしができると思います。しかも北鎌倉駅から徒歩7分で、平坦な道です。
とかく、時間や数字に追われて行き場のない気持ちに苛まれている方にとっては、こういった環境はまさに得難いものかと思います。