鎌倉日和のお散歩ブログ
2021/05/31
鎌倉日和【米経済のゆくえ_0601】
アメリカの経済統計を見ると、住宅販売も消費支出も好調のようです。
住宅に関しては、販売増加により住宅資材が高騰して、日本にも影響が出ているという話も出てきました。
ここ数ケ月の統計では、雇用に関して、失業率は改善傾向にあるものの、給付金受給者数はほぼ横ばいという状況にありました。
ただし、今後は多くの州で失業給付の制度見直しや給付の打ち切りといった施策が実行される予定ですので、失業給付をあてにしていた人たちが、労働市場に復帰するという流れが起きそうです。
そうなると、アメリカが従来の金融政策を見直すのでは?という懸念も急速に湧き上がってきて・・・・
実際にFOMCのメンバーからは、『資産買い入れペースを調整』というような話が出ています。
アメリカの金融政策の潮目が変わるということは、日本だけではなく世界中にも大きな影響を与えるビッグイベントですので、これからはより注意が必要になってきますね。