鎌倉日和のお散歩ブログ

鎌倉日和【経済のゆくえ_12月】

鎌倉日和【経済のゆくえ_12月】

米国のインフレは最終局面?

先日発表されたアメリカのCPI(消費者物価指数)では、エネルギー価格が前月比-2.5%と5カ月ぶりにマイナスに転じており、前年比も-4.5%と大幅に下落。
また、自動車は新車、中古車ともに前月比でマイナスとなっており、新車の供給が増加基調にある中、中古車価格が前月比-0.8%と下落しています。

のように、10月CPIは予想を下回る鈍化となり、インフレサイクルは最終局面に入っていることを意識させる内容でした。

そうなると、気になるのが、気が早いかもしれませんが、FEDが「利下げをするのか?」という事ですね。
利下げとなれば当然、
金融環境は緩和され需要を刺激し、インフレ再燃となりかねません。
ただ一方で、足元ではストライキなどによる賃上げ要
求はなお活発で、賃金インフレ再燃の火種は残存していて、これが来年に向け鎮火できているのかは不透明です。

そうなると、インフレが落ち着いてきたからといって、簡単に「利下げ」という流れにはならないかもしれませんし、また、本当にアメリカのインフレが終息していくのかは、今後の指標をウォッチしていかなくてはいけないところでもあります。

とはいえ、これまでのインフレの潮流に変化が起きていることは、とても重要な注目点だと思います

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