鎌倉日和のお散歩ブログ

鎌倉日和【経済のゆくえ_5月】

鎌倉日和【経済のゆくえ_5月】

日経平均株価 異次元の強さ

今日も日経平均は先週の流れを継ぎ高値を更新しています。
やはりカギとなるのは日本株の売買代金の約7割を占める海外投資家の動向ということになりますが、引き続き海外投資家がまだ買い続けるのかどうかはわかりません。
海外投資家は、これまで日本市場をスルーしてきたため、まだ日本株のポジションはアンダーウェイトに近い状態と言われています。持ってないから買っているわけで、欧米と日本の金利水準や金融政策の方向性の違いを考えると、お金の置き場所として日本が選ばれる環境は相応に整ってきていると思います。

ただ、不確定要素ではあった米国の債務上限問題も一定の目処がついたようですので、お金の流れにも変化が出てくる可能性があります。

■アメリカの債務上限問題

最近は毎年のようにこの債務上限問題が起こっています。
連邦政府の債務上限が適時に引き上げられず、金融システムに大きな混乱が生じ、金融環境が悪化して経済が弱体化する恐れがある、ということで、大きなリスクとしてとらえている債務上限問題ですが、実際問題として、懸念するような、金融システムに大きな混乱が生じようなことがあれば、黙っているわけは無いと思いますし、今回も結局のところ、法定上限を引き上げることで基本合意が交わされ、31日に議会で採決される事になりました。

そう考えると、やはり茶番だろうと思ってしまいますが、一方で、投資という観点では、マーケットが混乱すれば安値を拾うことができるので好機となるということもあり、息をひそめて見守っております。

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