鎌倉日和のお散歩ブログ

鎌倉日和【経済のゆくえ_9月】

鎌倉日和【経済のゆくえ_9月】

日本時間の9月13日に米国の8月消費者物価指数(CPI)が発表されました。

中身を見ると、財のインフレが+0.5%(前月+0.2%)と上昇しています。また、サービスが+0.6%(前月+0.4%)とこちらも上昇しています。サプライチェーンの乱れが快方に向かっている中で、財のインフレが加速していたことはサプライズだったことに加え、サービスに含まれる『住居費』は、前年比+6.2%(前月+5.7%)、前月比+0.7%(+0.6%)で、いずれも1990年代初頭以来の伸びとなっています。

今回の強いCPIを受けて、市場では9月におけるFOMCでの1.00%の利上げ予想が増加しています。7月FOMCの質疑応答でパウエル議長は「委員会が適切だと判断すれば、より大きな利上げ(=1.00%)も躊躇しない」とも発言しています。

そして、このような状況で、NYダウは-3.94%、S&P500は-4.32%、NASDAQにいたっては-5.16%と主要3指数が急落しており、2年ぶりの大幅安となりました。もともと、マーケットがCPI鈍化の楽観論で株式市場を押し上げてきたので、この急落は当然のことなのでしょうが。。。

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