鎌倉日和のお散歩ブログ
2022/05/08
鎌倉日和【経済のゆくえ_5月①】
■米住宅ローン金利上昇
先月(4月4日)にこのブログで、『30年住宅ローン金利が4.67%という高水準をつけました。』という記事を書きました。
昨年1月に2.65%の金利だったので、この時点ですでに"驚くばかり"・・だったのですが、、、この住宅ローン金利が下げ止まりません。先週は同じ30年住宅ローン金利が5.27%とさらに上昇しています。
ここ1年ほどの住宅ローンの金利上昇で、すでに、中古・新築の販売は鈍化しています。
住宅販売が鈍化している中で、住宅価格は高止まりしていますが、間もなく、FRBによる資産圧縮が開始されます。
そうなると今後、住宅価格が値崩れを起こし、住宅不況の波が一気に波及することも考えられます。
このシナリオはFRBの思惑通り、インフレには絶大な効果があるように思いますが、リセッションのリスクを考えると怖いですね。
アメリカの住宅関連指標には要注意です!