鎌倉日和のお散歩ブログ
鎌倉日和の賃貸物件探し 【初期費用⑥フリーレント】
賃貸物件にかかる初期費用を安く抑えるための一つの方法として『フリーレントの物件を探そう』ということがあると思います。ただ、鎌倉では全体の1~2割程度なので、件数としてはそれほど多くないというのが現状です。
たまたま自分が『いいな』と思った物件がフリーレントだったらラッキーというくらいの気持ちで探したほうがいいと思います。
■フリーレントの大家さん事情
大家さんとしては、少しでも条件を良くして、借りやすくするためにフリーレントの条件を付けることになります。
ただし、大家さんの経済状況や考え方によってもフリーレントを付けるかどうかの判断が異なってきますので、フリーレントがついているから不人気物件と決めつけることはできないと思います。
①フリーレント期間について
よく、物件情報を見ていると、『フリーレント1ヵ月』という表示がありますが、ここはちゃんと確認をしたほうがいいポイントです。
フリーレントには2つのパタンがあります。
【A】入居日(お家賃発生日)から1か月間のお家賃をゼロにするというパターン
【B】入居日(お家賃発生日)の属するその月分のお家賃だけをゼロにするというパターンです。
【A】はわかりやすいですよね。1ヶ月(30日または31日)分のお家賃がそのままゼロになるということです。これに対して・・・
【B】は少し複雑です。
例えば、12月20日に入居したとすると、12月31日までの22日間だけゼロにするというパターンです。
『フリーレント1ヶ月』という物件については、このように『フリーレント』に2つの解釈があるので、知っておいたほうがいいと思います。
また、上の例のように12月20日に入居するとして、特に【B】のようなケースの場合は12月分はフリーレントになりますが、1月分の前家賃は請求されることが多く、結果として初期費用は抑えれれない、ということになりかねません。初期費用が気になる方は事前に確認されることをお勧めします。
②フリーレントの注意点
一般的にフリーレントの物件には、『短期違約金』を設定している物件が多いです。この規約がついている場合は1年や半年など短期で解約する場合は、賃料の1ヶ月分を違約金として支払わなければならないことになります。
短期で引っ越しをする可能性のある人は、逆にフリーレント物件は借りないほうがいいかもしれませんね。