鎌倉日和のお散歩ブログ

鎌倉日和の賃貸物件探し 【初期費用⑤安く抑えたい】

鎌倉日和の賃貸物件探し 【初期費用⑤安く抑えたい】

これまで、賃貸物件にかかる初期費用について解説してきましたが、やはり何といっても、誰しもが『初期費用を安く抑えたい』と思いますよね。引っ越しには多くのお金がかかるので、少しでも安く抑えたいのがごく当たり前の気持ちだと思います。

いろいろな雑誌やインターネットなどで『安くするには?』という記事がありますが、鎌倉で賃貸物件を扱ってきた経験から安くするには、交渉がとても重要であると考えます。

■鎌倉の賃貸事情

 あくまでも一般論ですが、鎌倉の大家さんはあまりお金に困っていない方が多いように思います。ですから、不用意に値下げ交渉をすると、気分を害してしまって交渉決裂!『イヤだったら借りなくて結構!』ということになりかねません。
 また、一方では、大家さんは絵画や音楽など文化的な活動をされている方が多いので、入居される方が文化的な活動をされていると分かった途端に、とても好意的な対応をしていただけることもあります。
 ある意味では大家さんのタイプを見極めながら交渉をする必要があります。

■鎌倉の物件の家賃交渉のポイント

①イニシャルコストかランニングコスト

 まずは、初期費用を下げたいのか?それとも家賃などランニングコストを下げたいのか?という方針は決めたほうがいいと思います。例えば10万円のお家賃の家があった場合、ただ漠然と『値下げをしてください』というより、たとえば『95,000円まで下げていただけませんか』というように、具体的な金額を提示した方がいいと思います。

②ラインを明確に決めましょう。

 借りるか借りないかのラインを決めましょう。このラインまで値下げしてもらったら、借りよう!というラインです。上の例で、10万円のお家賃を『95,000円まで下げていただけませんか』と大家さんにお願いして、せっかく大家さんがOKを出したのに、『やっぱりやめた!』は無しにしましょう。せっかくOKを出していただいた大家さんに失礼です。

③入居希望の方の状況を教えてください

 私が大家さんに値下げを交渉する場面を想像してみていただければお分かりかと思いますが・・・もし、私が大家さんにいきなり『入居者の方が値下げを要求されています』と切り出したら、大家さんはどう思うでしょうか?値下げをお願いしている人がどんな人かもわからない状態では、大家さんとしても判断のしようがないのです。
 それよりも、『入居申し込みをした〇〇さんは〇〇のお仕事をされていて、もう長く会社に勤務されています。』というように具体的な状況を大家さんにお伝えした上で交渉に入るほうが、大家さんとしても『そういう方なら長く家を借りていただきたいから、相談に応じますよ』ということになる確率が高まります。

 あまり自分のことを簡単に開示したくないというお気持ちもわかりますが、家賃交渉の段階になったら、情報を開示していただくほうが交渉はうまくいく確率が高くなると思います。

④入居後のことも考えて交渉しましょう

 もし、気に入った物件であれば、あまり無理で強引な価格交渉はしない方がいいと思います。大家さんの心証を悪くしてしまったら、入居してからの大家さんとの関係が微妙なものになってしまいます。

 皆さんが価格交渉しようとする物件は、大家さんにとってはとても思い入れのある大切な物件でもあります。確かに安くしたいという気持ちはあろうかと思いますが、大家さんとの人間関係を壊さず、気持ちよく住むということを第一優先に考えるべきかと思います。

お問い合わせ・ご相談はお気軽にどうぞ 0467-38-8680 営業時間 8:00AM ~ 9:00PM / 年中無休
ご希望をお聞きします。未公開物件など、オススメ物件をメールでお知らせ。