鎌倉日和のお散歩ブログ
2024/01/06
鎌倉日和【不動産の売却】①売却していくら手元に残るの?【Ⅱ】
不動産の売却をするにあたって、ポイントは4つあると考えております。
①売却していくら手元に残るの?
②なるべく高く売りたい
③周辺環境(住民)に配慮して売りたい
④売却の時のトラブルを無くしたい
今回は前回に続き「①売却していくら手元に残るの?」の第2回目「税金」についてお話しします。
売却の際の手取金額の計算式としては
売却価格 ー ( 諸経費 + 税金 ) = 手取金額
となるのは前回もお話ししました。
が、今回はこの諸経費の中でも特に、手元に残る金額を大きく左右する「税金」について解説いたします。
上の計算式では簡単に「税金」とだけ表示をしておりますが、この内訳は
税金={売却額ー(諸経費+取得費用+特別控除額)} × 税率
A B C
となります。
A諸経費
全回のブログ解説をご参照ください
ざっくりですが売却金額の4~6%が目安です
B取得費用
①土地の取得費用は、購入代金、仲介手数料、登記費用などの合計額となります
②建物の取得費用は、購入代金、仲介手数料、登記費用などの合計額から減価償却費を差し引いた額となります
C特別控除について
家を売却するときに適用できる特別控除は以下の2つです
①3,000万円の特別控除
②特定居住用財産の買換え等の場合の3,000万円の特別控除
この特別控除については次回詳しく解説いたします