売買おすすめメモ
■日本の伝統を味わってみてください
■「間(ま)」を大切にする設計思想
動画があります
この物件で格式と伝統を重んじた設計思想を感じてください。
間取図を見ると、台所が他の部屋と分離されていて、食事を運ぶ動線としては不便なのではないか?と思いがちです。ただ、この一見「不便」な動線は、現代住宅では見られない、伝統的な日本家屋の設計思想とに深く根ざしていると考えられます。
台所から和室へ料理を運ぶ際、廊下を通る時間がお客様をもてなすための「心の調え」になり、厳粛な雰囲気や儀礼を保ちながら料理を提供することができるという思想です。キッチンと居室が離れている「不便さ」は、まさにその精神性を体現していると言えます。
現代の生活様式ではとかく便利さを追求しがちですが、伝統的な日本家屋の設計思想には、現代の「便利さ」「効率性」を優先しない、深い精神性や美意識が込められています。
そういう意味では、廊下や中庭、玄関からのアプローチ(道筋)が長いのは、目的地(居室)にたどり着くまでの「間(ま)」を設けるためです。
この「間」は、気持ちの切り替えや、自然の移ろいを感じるための時間を提供します。
効率だけを考えれば不要な廊下や広すぎる庭は、「余白」です。この余白は、空間に広がりと奥行きを与え、住まう人の心にもゆとりをもたらすとされます。
■周辺環境
七里ヶ浜駅から徒歩6分ですが、そのうち4分は坂道です。
上の写真の下の赤い印が七里ヶ浜駅ですが、ここを出て白い線のあたり(田辺公園)までは平たんな道ですが、その先の黄色い線から物件(赤い四角)まではほぼ坂道です。ただ、坂の勾配は『息が切れてしまう』というほどきつくはないと思います。
七里ガ浜の海岸までは徒歩9分です。この七里ガ浜の海岸からは江ノ島や富士山が見えるのです。
日中の七里ガ浜もいいのですが、朝焼けの七里ガ浜もまた素敵なのです。
自分が見たい時にすぐにこういう景色を見に行けるというのはある意味、贅沢ですね。
■お買い物・生活情報
周辺に大型モールなどの商業施設がない分、静かな環境といえますが、お買い物はすぐ近く(徒歩7分)にドラッグストア:ココカラファイン、その隣にはスーパーのSEIYUがありますので、日常の生活にはほぼ支障はないかと思います。
ただし、この物件からそれらの商業施設に至る道も途中にそれほどきつくはないですが、坂はあります。

また、このSEIYUやココカラファインの周辺には銀行(ATMコーナーのみ)や郵便局もあります。
SEIYUやココカラファインのあたりは七里ガ浜の中心部で、地域住民の方々の憩いの場となっている様です。通りの中心に街路樹が植えられていて、その植栽の下にはベンチが置いてあって、近所の方々がペット連れで井戸端会議をしている光景をよく見かけます。
■土地について(七里ガ浜自治会の住民協定について)
この土地のある七里ガ浜自治会地域には住民で定めた「住民協定」があり、居住、建築、敷地・建物を所有する場合は自治会との協議が必要となります。
少し面倒に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこのような協定があるからこそ、この住宅街の環境が保たれているといえます。
具体的には、新たに建物を建てる上では高さの制限や道路からの距離、隣地の境界線からの距離などに一定のルールが設けられております。また・・
・造成されている宅地を分割(細分化)しないこと
・造成されている宅地の形質変更(土盛り、かさ上げ等)をしないこと
・宅地内に造成する住宅は2世帯以内として、2階建てを限度としてできるだけ屋上を設けないこと
・宅地内には共同住宅を建てないこと
七里ガ浜は海と山に囲まれた豊かな自然環境があります。このような自然環境を大切にしつつ、生活環境を大切に守って、さらに素晴らしい街に育てていくためには、こうした住民協定はとても大切だと考えます。
この地域の物件を検討されている方には、ぜひとも、よくご理解ください。


