売買おすすめメモ
鎌倉山の林の中に佇む古家付きの土地です。鎌倉山から七里ガ浜に抜ける道沿いにあって、周辺が高台になっておりますので、素晴らしい眺望が期待できる物件です。今は木々に覆われていますが、敷地内の南側斜面にある木を伐採(剪定)すれば、海を臨む景色が得られます。
現状では決して「整備されている」と言い難い状態ですが、周辺の木々を整備して、この物件から海が見えるようにするだけでもこの物件の価値は高まるのではないかと思います。
鎌倉山は市街化調整区域のため、建物立替え、新築は不可となりますので、あくまでも既存の古家をリノベーションする前提となります。
今は建物内の床が抜け落ちているような状態ですが、例えば、リノベーションして、下のようなプランはいかがでしょうか。
■周辺環境
ゆったりと落ち着いた空気が流れる七里ヶ浜の住宅街から歩いてくる場合、住宅街を抜け、坂道を上って、鎌倉山の住宅地に入る入口のあたりにあります。
下の写真は七里ガ浜の住宅街に続く道の様子です。この坂道をあと80mくらい上がった場所にあります。
この道は、車で通る場合は、七里ガ浜に向かう方向への一方通行になりますのでご注意ください。もしも、ここで暮らすということになると、主な移動手段は車ということになりますが、どこかにお出かけになる場合は、いったん七里ガ浜の住宅街を通ってから目的地に向かうということになります。
この邸宅の立地面での特徴は、南側には海、反対側には山の景色が広がっているということです。従いまして、休日には七里ガ浜の海に行くのもいいですし、鎌倉山に行って、ちょっとしたハイキング気分を味わうこともできます。
おススメのハイキングコースの一つは『広町緑地散策コース』この邸宅から西に向かって徒歩12分のところに広町緑地の散策コースの入り口(七里ガ浜入り口)があります。ここからはホタルや沢蟹が生息する自然豊かな緑地帯が広がっています。
また、もう一つのハイキングコースはこの邸宅から東に向かって極楽寺に抜ける自然道があります。ここも自然がそのまま残るワイルドなハイキングコースになっています。
下の写真は極楽寺へのハイキングコースの入り口周辺の様子です。海の向こう側に見えるのは逗子マリーナです。
もちろん、邸宅の庭にいながら、鎌倉山の自然や相模湾を眺めながることもできます。
鎌倉山は自然豊かな場所ですので、お散歩にはとてもいいと思います。途中にあるおしゃれなカフェでお茶を飲んだりお食事をするのも楽しいですね。下の写真は鎌倉山にあるカフェ『Le Milieu』(ル・ミリュウ)です。歩いて15分ほどです
近くにあるカフェ『Le Milieu』
鎌倉山の尾根伝いに桜の大木がずらっと並んでいますので、春には素晴らしい桜の絶景を楽しむことが出来ます。
■生活情報
お買い物は、七里ガ浜のSEIYU(徒歩17分)、その隣にあるドラッグストアのココカラファインが近くて便利かと思います。このSEIYUとココカラファインには駐車場がありますので車がお勧めです。車でしたら4~5分で行けます。
もしくは、鎌倉駅前の紀伊国屋スーパー(車で18分)なども駐車場があるのでいいかと思います。
■鎌倉山について
鎌倉山は、その全域が市街化調整区域となっています。
一般的に市街化調整区域というのは、都市計画法で「市街化を抑制すべき区域」として指定され、自然を守って行く観点から、開発行為を原則禁止している地域です。このように、既存の住宅がある以外は、新たに建築物を建てたり、増築することが出来ない地域なので、今回の物件につきましても、あくまでも現在の家を生かす(リフォーム・リノベーション)ことで建築の許可が得られますので、建て替えによる新築は不可となります。
ちなみに、この鎌倉山町内会では①緑に恵まれた歴史ある住宅地である鎌倉山の風格ある街並みの維持②鎌倉山を愛する心をもって、互いに助け合い、協力し合い、安心して生き生きと暮らせる地域社会を目指す。③鎌倉山が桜並木や公園に囲まれた、閑静にして快適な、災害に強い「林間住宅地」となるよう、行政機関とも連携してまちづくりを進める。という主旨に沿って『自主まちづくり計画』を定めております。
山を歩いていると時としていろいろな動物に出会うこともあります